スワンソング
スワンソング

スタイル:小説(ハードカバー)
評価:☆☆☆☆

人がだれかを好きになるのは、ごく自然なこと。
一生の間に、一人。
たった一人だけ、心の底から愛せる人がいればいい。
愛せた人がいればいい。
自分のすべてを捧げても惜しくないような、
蜂蜜のような甘い言葉をいつまでも囁けるような、
そんな恋があるといい。

恋は苦しい。
幸せな時間なんて、きっとほんの少しで。
それでも、だれかを好きになってしまう。
そして、傷つけたくなくてもだれかを傷つける。

過去を振り返る物語。

君がいなくなっても、僕はきっと君を想い続ける。 
心の中でずっと君は生きているのだから。
2008.07.21 Mon l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day
The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のノベライズ本。

 この本を読む人はジョジョファンか、乙一ファンくらいだと思う。率直に言うと、戦闘シーンに入り込めない自分がいた。あと、やはりジョジョを読んでいないと、物語にやや入りにくい気はする。とは言っても、漫画とはまったく別のストーリーなので、知らなくても楽しめる。

 364ページ目を読んだ時、この本はこのページだけでも読む価値があると思った。

スタイル:小説(ハードカバー)
評価:☆☆☆☆
2008.06.08 Sun l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
 変身 (新潮文庫)
変身 (新潮文庫)

 ある日突然、自分の体が虫になってしまったら・・・・・・。

 ありえない設定を徹底的にリアルに描いた作品。
 理不尽な主人公に共感してしまったら、この作品の読後感は・・・・・・ここから先は読んでいただければわかる。

スタイル:小説(文庫)
評価:☆☆☆☆
2008.06.08 Sun l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
君たちはどう生きるか (岩波文庫)
君たちはどう生きるか (岩波文庫)
スタイル:小説(ノベルス)
評価:☆☆☆

1982年初版。
1〜4章まで(とくに1章)が秀逸。
たしかに、古い小説はその時代性を色濃く反映している。
この小説もそれを免れない。
しかし、人が生きる上で知っておかなければならないこと、
考えるべきことは、依然として変わっていないと思う。

やや教訓めいた表現が目に付くことは確かだ。
しかし、それを差し引いても、この本には価値がある。





2008.05.16 Fri l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
 記憶の果て (講談社ノベルス)
記憶の果て (講談社ノベルス)
 
スタイル:小説(ノベルス)
評価:☆☆
 
 作者が19歳の時に書いた小説。長編。友人が、僕にオススメしてきた本だったので読んでみた。正直、冗長すぎる説明とか、使い方の間違った言葉とかが目に付いて、良い作品だとは思えなかった。

 京極夏彦が、この作品についてコメントを寄せている。そこには、「本書は先行作品に対する敬意ある挑発である。」と書かれている。なるほど、そう捉えることも出来る。ただ、若さ故の暴走のようにも思えるのは僕だけだろうか。読み手を意識した文章にまで到達していない。この作者のほかの作品を読んでいないのでなんとも言えないが、少なくとも、他の作品を読みたいと思える作家では残念ながらなかった。
2008.03.23 Sun l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲