幸福な食卓 (講談社文庫 (せ13-1))
幸福な食卓 (講談社文庫 (せ13-1))


 僕は弟から見てずっと兄であるし、両親から見たらずっと子どもだ。兄を止めることもできないし、子どもを止めることもできない。それはもう義務化された役割なのだから。

 シュークリームが食べたくなる小説。

スタイル:小説(文庫)
評価:☆☆☆☆

2008.09.05 Fri l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
そのときは彼によろしく (小学館文庫 い 6-1)
そのときは彼によろしく (小学館文庫 い 6-1)
スタイル:小説(文庫)
評価:☆☆☆☆

 昔、実家で熱帯魚を飼っていたことがあった。すべてネオンテトラだった。身体に青く輝くラインが入っていて、とても綺麗だったことをよく覚えている。けれど、その当時、僕は熱帯魚について興味を持っていたわけではない。時が経ち、ネオンテトラがいた水槽は、いつのまにか無くなっていた。

 この小説の主人公は、アクアプラント・ショップを営んでいる。突然、一人の美しい女性が現われる・・・・・・。

 だれかを好きという気持ちの尊さを改めて感じさせてくれた小説。
  
 
2008.08.14 Thu l 小説 l COM(3) TB(0) l top ▲
イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
スタイル:小説(文庫)
評価:☆☆☆☆


 友人に勧められて読んだ一冊。
 必ず再読したくなるミステリーということで、どんなもんかと思って読んだけれど、こんなもんかというのが正直なところ。ただ、静岡が舞台になっていて、静岡県出身者としては、知っている場所が小説に出てくるだけでなぜかテンションが上がった。
 静岡の方言を話す登場人物たちが懐かしかった。でも、すべての登場人物が静岡の方言を使っているのは、可笑しかった。「・・・・・・だもんで」とかって、静岡以外の人は言いますか?「・・・・・・だから」って意味なんですけど。まぁ、いいや。

 恋愛小説なので、ヴェリースィートですけど、それだけじゃない。確かに、一度読んでもう一度読み直して、なるほどと思えたので、ミステリとしても十分楽しめる作品。
2008.07.27 Sun l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
スワンソング
スワンソング

スタイル:小説(ハードカバー)
評価:☆☆☆☆

人がだれかを好きになるのは、ごく自然なこと。
一生の間に、一人。
たった一人だけ、心の底から愛せる人がいればいい。
愛せた人がいればいい。
自分のすべてを捧げても惜しくないような、
蜂蜜のような甘い言葉をいつまでも囁けるような、
そんな恋があるといい。

恋は苦しい。
幸せな時間なんて、きっとほんの少しで。
それでも、だれかを好きになってしまう。
そして、傷つけたくなくてもだれかを傷つける。

過去を振り返る物語。

君がいなくなっても、僕はきっと君を想い続ける。 
心の中でずっと君は生きているのだから。
2008.07.21 Mon l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲
The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day
The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のノベライズ本。

 この本を読む人はジョジョファンか、乙一ファンくらいだと思う。率直に言うと、戦闘シーンに入り込めない自分がいた。あと、やはりジョジョを読んでいないと、物語にやや入りにくい気はする。とは言っても、漫画とはまったく別のストーリーなので、知らなくても楽しめる。

 364ページ目を読んだ時、この本はこのページだけでも読む価値があると思った。

スタイル:小説(ハードカバー)
評価:☆☆☆☆
2008.06.08 Sun l 小説 l COM(0) TB(1) l top ▲