"「僕らの人生には偶然も必然もない」・・・―『真夜中の五分前』より抜粋"side-Aの感想をアップしたアップした際に、双子がどうだ・・・とか言っていたけれど、あれは撤回します(おぃ)。この本はそんな単純じゃない気がします。それは、このside-Bを読んで気が付きました。
この本は、もうアイデンティティの領域に足を踏み入れています。ええ、自我なんですが、それよりも、
「自分は一体何者なんだろう?」とか
「他者は自分にとって本当に存在するのか?」とかを色々と考えてしまう事が人間、誰しもあると思いますが、正にそれなのです。書いている事が自分でも意味不明ですが、とにかく、こう書くしかありませんでした。
もう少し書いてみると、それはつまり、自己や他者の不確実性ということだと思うのです。例えば、
自分という存在は本当はここに存在していないのではないだろうか?今見えている世界も、脳が勝手に作り出した虚構の世界で、すべては幻ではないのか?といった考え方です。余談ですがこれは、カントの考えと非常によく似ています。
また、自己が不確かなら他者も不確かということになります。自分にとってその相手がどれだけ大切であっても、その他者自体が絶対、その他者であるという事が言い切れるのか?Aさんは本当に、Aさんだと証明できるのか?ということです。
余計、意味不明になりました(苦笑)。
とにかく、そういうことをラスト辺りに考えていました。・・・やっぱり、自分は頭がおかしいのだと思います・・・。
これを読んで、読む気がしなくなってしまった方、安心してください。この本は、色々と考えさせられますが、サラッと読もうと思えばサラッと読める恋愛小説ですから。








