七つの黒い夢
七つの黒い夢


”子供の私は虹を見たときいつも思うことがあった。
「いつかあれに触ろう。触りに行こう」
 私はほとんど確信するように、虹はふかふかの手触りをして、足を乗せることすらできて、川にかかる橋と同じように渡ることが出来ると考えていた。だから、雨上がりのある日、私は虹の足元を目指して走った。――”『七つの黒い夢』の「この子の絵は未完成(乙一)」より抜粋
ジャンル:文庫
評価:☆☆☆

乙一を含む7人の作家による短編集。乙一は、正直期待したほどではなかったが、乙一らしさが出ていて良かった(何。発想が面白いし、全体的になごやかな雰囲気で、この本の題名(七つの黒い夢)としては不適格であるが、そもそも、その題名自体が不適格であると思うので仕方がない。
他の作家の作品も読んだが、1作品のまとまりとしては、乙一が一番だと思われる。他には・・・誉田哲也の「天使のレシート」、桜坂洋の「10月はSPAMで満ちている」が、良いと思った。

短いのでサラッと読める本。
2006.05.21 Sun l 小説 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

岩井志麻子さんの、短編集 読んだ事ありますよ。イマイチだったけど・・。(^_^;)でも、志麻子さんは好きです。あのキャラが。・・↑あとのかたは読んだ事ありません。短編て、さらっと読めてイイですよね♪
2006.05.21 Sun l 川*^−^)まみ. URL l 編集
まみさん、初めまして。
岩井さんのは・・・クセがありますね(苦笑。好きな人は好きなのかもしれないけれど、自分も良いとは思えませんでした・・・。
短編はサラッと読めるから、確かに、良い面もあるのですけど、反面、シリーズ物とか長編物も、読んでみると意外と面白くてハマりますよ。
コメントありがとうございました。
2006.05.22 Mon l ヒーラム. URL l 編集

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